私は、プロの漫画家やイラストレーターになるんだ!だから仕事をやってる時間が勿体ない!
仕事を辞めて絵に集中するぞ!!と考える人もいるかもしれません。
そんな人に現実的な問題について考えてもらいたくてこの記事を書きます。
結論:生活ができる金額を稼げるならば辞めても大丈夫かも?
結論を確実な言い方できなくて申し訳ないですが、私が思いつく結論はこれです。
理由はイラストレーターは基本的に自営業のようなものです。
なので今月20万円稼げたとしても来月の給料は保証されていないので翌月0円なことも普通にありえます。
そのため確実に自身が生活できるだけの金額を何かしらで稼げなければ生きていけません。
必ずしも絵で稼げてなくてもいいので毎月の生活をできるだけ稼げる何かを持ってる状態でやめるのがおすすめです。
いきなり仕事を辞めることで発生する問題について説明していきます。
絵を描かなくなる
絵を描くために仕事を辞めると、仕事をしてた時間も絵を描けると思いがちですが、さぼってしまう人もかなり多いです。
ちょっと休憩しようと思ってゲームを始めた結果、ゲームばかりの生活になった事例も数多く耳にします。
その結果、辞める前と辞めた後で1日に絵を描いてる時間が大して変わらなくなってしまいます。
絵を描かないといけないという状況に強制的になるため、絵が嫌いになってしまって仕事をしていた頃よりも描かなくなってしまう場合もあります。
仕事をしていた頃から休日に1日8時間以上イラストを描いていたという人ならこういった状況に陥りにくいと思いますので、仕事を辞める前に1ヶ月間休日は8時間以上絵を描く生活をできるか試してみるのもありかと思います。
まずは自分のことを良く知りましょう。
お金が減って精神的に病む
仕事をしながら絵を描いている時にはわかりませんが、月に必要な生活費分を稼げずに仕事を辞めてしまうと貯金がどんどん減りますよね。
そのため、減っていく貯金を気にしながら絵を描くことになり、病んでしまうこともあります。
人間はお金がある時は精神面が安定しやすい傾向にありますが、お金への不安があったりすると周りからみても分かるほど異様にケチになったり、イライラしてしまったりします。
借金をしてしまった場合などには冷静な判断ができなくなってしまったりもするほどです。
そうならないようにお金のことはしっかり考えていた方がいいです。
十分な貯金をできていれば、安心して絵を描くことができますよ。
ちなみに私の考えでは1年間無職でアパート暮らしで絵を描こうと思ったら150万~200万程は貯金が必要かと思います。(生活レベルに影響されます)
ちなみに無職になった初年度は、健康保険、年金、住民税などが全て在職していた時を基準にくるため、貯金がそれだけで数十万円は減るのでそういったことを理解する必要性があります。
1ヶ月に自分が無理なく生活するのに必要な金額はしっかりと計算しておいた方がいいです。
体を壊す
絵を描くために机に座りっぱなしになるため、腰を痛めたり、肩こりに悩まされたりします。
その他にも運動量が減り体重増加などの問題も発生するため、毎日ある程度自分から運動を取り入れる必要があります。
1時間に1度は立ち上がる習慣をつけたり、家の周囲でいいので軽くウォーキングをするとよいでしょう。
家の外へ出るのはかなり重要で、ビタミンDを生成するのに日の光を浴びることが必要となり、ビタミンDが足りないと鬱などの原因になると言われています。
また座って絵を描くことが一般的ですが、座ってる状態は立っている時よりも腰への負荷がはるかに高いため、立ちながらお絵描きできるスペースを作り、座りっぱなしでいないことも重要です。
座り方が悪いとエコノミー症候群と呼ばれる血中に血栓ができる状態になるリスクもありとても危険です。
まとめ
絵を描くために仕事を辞めたはずが、病気で絵が描けるような状態じゃなくなってしまったり、お金に追われて絵を楽しめなくなってしまうことを考えるとやっぱり余裕って必要ですよね。
そんなことにならない様に仕事を辞める場合は、今後の事も考えて行動していきましょうね!